【イスラム】アラビアの世界へようこそ!旅行におすすめのアラブ諸国3選をご紹介!

伴 優香子

トラベルライター

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モロッコ
Photo by Adobestock
アラブと聞いて、みなさんは何を思い浮かべますか?ラクダ、砂漠、アラビアンナイト、イスラム教、ベリーダンス・・・

多くの人にとって、未知なる世界かと思います。最近ではニュースで、シリアやイラクの紛争、イスラム過激派によるテロなどが報道され、旅行するには”危ない”というイメージや、サウジアラビアのような国から、保守的・閉鎖的なイメージをもっているひとも多いかも知れません。

実はそんなアラブ諸国でも、旅行を楽しむことができる国もあるのです。今回は旅行にオススメのアラブ諸国を紹介します!

アラブ諸国ってどんなとこ?

アラブって良く聞くけれど、アラブ諸国って具体的にはどこを指すのでしょうか?

アラブ圏というと、中東と呼ばれる西アジア~北アフリカのアラブ人が多く住む地域を指します。アラブ人と言った場合は、アラビア語を母語とする人を指します。

そのため、宗教の概念とは関係はなく、キリスト教徒やユダヤ教徒のアラブ人もいるのです。

アラブ人が多数派を占める国は、世界に20ヶ国以上もあり、それぞれ特徴を持っています。

アラブ圏は大きく3つに分けることが出来ます。

①ヨーロッパにほど近いレバント(レバノン・シリア・ヨルダン・パレスチナのあたり。アラビア語でシャーム)

②産油国が多いガルフ(主にアラビア半島に位置する国々)

③北アフリカに位置するマグレブ(アラビア語で日が沈む地、の意味)

UAE・アブダビのモスク
UAE・アブダビのモスク photo by 伴優香子

それぞれ文化も違うし、アラビア語方言もあります。アクセントの違いはもちろん、使う単語まで異なります。

また、レバント・ガルフ・マグレブそれぞれの中でも、多様な文化があります。

それでは、ガルフ・レバント・マグリブそれぞれの地域から、厳選したオススメ旅行先3選を紹介します!

①ヨルダン・パレスチナ(レバント地域)

ヨルダンPhoto by Adobestock

難易度:★★★★☆

治安 :★★★☆☆

物価 :★★☆☆☆

見所 :★★★☆☆

ヨルダンとパレスチナは、お隣同士にあります(※)。イスラエルが誕生したときに、多くのパレスチナ人が難民となりました。

隣国のヨルダンへ逃れた人も多く、ヨルダンの人口の7割以上がパレスチナ系の人です。そのため、両国には共通した文化があります。

ヨルダンの首都アンマンから、パレスチナへはバスで移動できます。

(※:パレスチナは正式には国家として認められておらず、国境もイスラエルによってコントロールされています。そのため、ヨルダン-パレスチナ間の国境の位置づけは複雑で、パレスチナ(=イスラエル支配下)⇒ヨルダンへ移動する場合は、事前にヨルダンのビザが必要です。ヨルダンからパレスチナ(イスラエル)への入国はビザがなくても可能です)

一見強面な人も多いですが、話してみると愛嬌のある人も多いです。

アラビア語で挨拶をしてみたり、イスラム教の文化を尊重して接すれば、優しくしてもらえるかもしれません!

イスラム教徒が多数派なので、ヨルダン市民が行くようなお店でアルコールは用意されていることはあまりないです。ただ、外国人向けのバーなどもあるので、お酒を飲めるところはあります。

ダウンタウンや観光地などでは、スリやぼったくりに気をつける必要がありますが、比較的治安も良いのが特徴です。

近年のシリア情勢の悪化により、ヨルダンには難民が多く押し寄せ、地価の上昇などをもたらしているそうですが、難民が流入してくるということは、比較的正常が安定している、ということでもあります。

オススメスポット

【ヨルダン】ペトラ遺跡

ペトラ遺跡
ペトラ遺跡は広大なので、馬に乗って移動するのもあり(有料)photo by 伴優香子

インディージョーンズの舞台にもなった遺跡!入場料が高いので要注意。首都のアンマンから車で時間ほどかかります。

【ヨルダン】死海

死海
死海に入ると、本当に浮かぶ!新聞だって読めちゃう photo by 伴優香子

一度は行ってみたい死海。死海といえども、実は湖。塩分濃度が高いので、ぷかぷか浮くことが出来ます。ただし、体に傷があったら痛くて耐えられないので気をつけましょう。

【パレスチナ】ベツレヘム

イエス・キリストが生まれたとされる聖誕教会があります。ここに住むパレスチナ人はキリスト教徒の人が多いです。そのためパレスチナの地ビールなど、お酒を楽しむこともできます。

覆面アーティストのバンクシーが分離壁に書いた有名な絵もあるので、訪れてみる価値ありです!

バンクシーアート
バンクシーのアートの一つ。イスラエルとパレスチナを分ける壁にはアートによる抵抗のメッセージが描かれています photo by 伴優香子

②アラブ首長国連邦(ガルフ地域)

ラクダ
ドライブをしていたら、ラクダに会っちゃうことも photo by 伴優香子

難易度:★★★★☆

治安 :★★★★☆

物価 :★★★☆☆

見所 :★★★☆☆

ドバイは、アラブ首長国連邦(UAE)にある7つの首長国の内のひとつ。

中東地域の中で、外務省の渡航安全情報で、危険レベルが0なのが、オマーン、カタール、そしてこのUAEです。

UAEの住民の9割が外国人で、そのほとんどが首都のアブダビかドバイに住んでいます。

外国人比率が高く、英語も公用語であるため、ほとんどの人が英語を話します。

ドバイはUAEの中で唯一メトロがあるので、比較的移動もしやすいです。

ただ、物価は日本より高いくらいで、安宿はほとんどありません。また、ヨルダン・パレスチナと同じく、安くお酒が飲めないところが多く、外国人向けのホテルなどで楽しむことができます。

高級ホテルに泊まったり、モールでショッピングをしたり、短期滞在で贅沢をするにはもってこいの場所です。

また、ラクダに乗ったり、砂漠でBBQをしたり、ジープに乗って駆け巡ったり・・・ドバイにある砂漠を満喫できるサファリがたくさんあります。フォトジェニックな写真がとれること間違いなし!

最近は現代アートギャラリーなども増えてきたので、イスラームやアラブの文化の影響を受けたアート作品などを楽しむのもオススメ。年に1回Art Dubaiという国際アートフェアも行われています。

オススメスポット

ドバイモール

中東最大のモール。ものすごく広いので、迷子になるし、1日じゃ見切れません。豪華な内装なので、ウインドウショッピングにオススメです。中には水族館もあります。

ブルジュハリファ

828メートルの世界最大のタワー。映画ミッションインポッシブルにも出てきます。

タワーの頂上に行くには入場料が必要ですが、砂漠の中に出来た人口都市、ドバイを一望できるのでオススメです。

タワーの麓には噴水があり、一日2回ショーがあります(観覧無料)。

ブルジュハリファとドバイモールは隣に位置しているので、一気に観光できます。

グローバルビレッジ

グロ―バルビレッジ
ディズ〇ーランドを彷彿とさせるビレッジ内 photo by 伴優香子

グローバルビレッジは多文化の祭典です。会期は半年で、今年は2018年10月から2019年4月まで開催しています。会場の中はまるでディズ〇ーランドのような内装。

世界各国のブースがあり、その国のお土産物や食べ物を買うことができます。お客さんのほとんどは、UAE人の人たち。アラブで開催せていることもあり、アラブ諸国のブースが充実しているので、ここに来ただけでアラブ諸国の国ごとの特徴がわかるのでお得感があります。

③モロッコ(マグレブ地域)

モロッコPhoto by Adobe stock

難易度:★★★☆☆

治安 :★★★☆☆

物価 :★★★★☆

見所 :★★★★★

インスタ映えするアラブ諸国、モロッコ。北アフリカに位置し、アラビア語とフランス語が公用語です。そのため観光地以外ではコミュニケーションに苦労するかもしれません。

モロッコの国民は6.5割がアラブ系、3割がベルベル人と、他のアラブ諸国と少し民族構成が異なります。地理的にも海を挟んでヨーロッパに近く、西洋的な雰囲気が漂う街もあります。

アラビア語圏ですが、他の国もアラブ人も会話が困難なほど、独特のアクセントがあるようです。

モロッコ独自の文化もあり、特にモロッコ料理は、タジン鍋やクスクスなど、日本でも人気のものが多いです。元フランス領だからか、美食の国でもあります。

モロッコは国土が広く、街ごとに特徴があるので、いろいろな都市をまわるのがオススメです。

オススメスポット

シャウエン

モロッコの青い街・シャウエン
青の街シャウエンの街並み

知る人ぞ知る「青の街」。街全体が青と白で塗られています。なぜ青なのかは、中世時代に住んでいたユダヤ教が、宗教的に神聖な色とされている青で街を塗ったという説や、蚊よけのために塗った、という説など諸説あります。北部の山岳部に位置するため、広いモロッコの中でもアクセスが良いとは言えない場所にありますが、行く価値あり!です。

フェズ

世界一の迷宮都市と言われている旧市街。1000年以上前に造られた街で、9,500もの路地が入り組んでいます。アートマーケットもたくさんあるので、歩き回るだけで楽しめます。ただ、迷子にならないように注意です。

マラケシュ

モロッコ最大の都市。広大なスーク(市場)があるジャマ・エル・フナ広場には、商人と買い物客で活気に溢れています。

人気の観光地だけに、ぼったくりも多いので、買い物は慎重に。

アラブ世界へ行ってみませんか?

今回は厳選して3ヶ国紹介しましたが、他にも個性的な国々がたくさんあります。

ピラミッドやスフィンクスで有名なアラブの大国エジプトは、アラブ諸国の中では比較的物価が安く、バックパッカーにお勧めです。

またUAEに隣接しているオマーンも、治安がよくておすすめです。砂漠の中に美しい自然があります。ただ、ドバイなどに比べて観光客が少ないことと、車以外に移動手段がないことがから、少し旅行の難易度は高めです。

アラブ諸国へ旅行するイメージが付きましたか?

あなたの行きたい国リストに、アラブ諸国を追加してみてはいかがでしょうか?

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Staywayについて

ホテルや民泊・ゲストハウスなど、その時の旅行の目的に合わせて選択することで、より快適な時間を過ごすことができます。

皆さんもStaywayでぜひ、ご自身の旅行にぴったりの宿泊施設を発見してみませんか?

伴 優香子
人生の目標は、常に旅人でいること。 大学時代はアラビア語やヘブライ語をかじって中東地域にいったり、インドにはまったり、カンボジアで学校建設したり。コンサルティング会社では東南アジアに関わるプロジェクトも経験し、会社を休んで船に乗ったあと、退職。現在南アフリカにいます。
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