【在住者が解説】北京の治安は大丈夫?気をつけるエリアと時期を紹介!

沢田ルウ

トラベルライター

シェアありがとうございます

中国 北京 天安門Photo by ”自分”
中国の首都である北京は、6つの世界遺産、天安門、オリンピックスタジアム(鳥の巣)などを擁する歴史都市。

その一方でスマートフォンひとつで買い物やタクシーの配車までできるハイテクな一面や、
中国各地の伝統料理が食べられる美食の街としての顔もあります。

では旅行するにあたり気になる治安や注意点は?在住者の視点でまとめてみました。

実は安定している北京の治安!

中国 北京
Photo by ”自分”
中国や北京と聞いて、「多数の人が自転車にまたがって行き来しているイメージ」。そう答える人も少なくないかもしれません。

しかし中国は既に経済大国。今や自転車よりも自動車が生活の足となり、走行台数制限のために、ナンバー規制がされているほどです。

豊かになった中国の北京市は、治安の面も実は東京とそう変わらず、夜の11時台でも街中に人影が見られます。

ただ、旅行中に思わぬ犯罪やトラブルに巻き込まれないためにも、避けるべきエリアや時期など事前に知っておいたほうがいいでしょう。今回は特に注意した方がいい点をエリア時期で分けてまとめてみました。

要注意なエリア① 三里屯周辺

中国 北京 三里屯Photo by ”自分”
三里屯といえば、北京随一のナイトスポット。

昼間は一大ショッピングスポットで流行の発信地ですが、夜になるとガラリと雰囲気が変わり、バーやディスコ、KTV(カラオケ)のネオンが眩しく、客引きがそこらじゅうをウロウロしています。

外国人客も多くおしゃれな雰囲気なので、お酒も入ればついつい気が緩んでしまいがちですが、甘い言葉に誘われて着いて行こうものならぼったくりにあったり、それ以上のトラブルに合ったりする危険性が高いエリアとして知られています。

なるべくひとりでの行動は避け、しつこく話しかけられても相手にしないようにしましょう。

要注意なエリア② 故宮周辺

中国 北京 故宮Photo by ”自分”
故宮(紫禁城)は、世界最大の宮殿として、北京観光に外せないスポット。

中華帝国の礎を感じることができる壮大かつ荘厳な建築物です。

周辺は、天安門、前門、景山公園などの見所も多く、エリア一帯が観光客がごった返しています。

そんな観光客を狙った、白タクが横行し、また正規のタクシーであっても、運転手が足元をみてふっかけてくることもしばしば。

数メーターの距離でも100元、200元など相手の言い値で乗ることになるケースがよくみられます。

まず事前準備の段階で、事前に行き帰りを含めたルートを確認は必須。

故宮の入り口側は天安門があり、こちらは地下鉄駅からのアクセスが良いのですが、出口となる北門からはどこの駅も少し距離があり、3〜5キロほど離れています。

この辺りは、胡同と呼ばれる昔ながらの街並みが残る街並みなので、土産物屋を覗きつつ散策しながら歩くか、もしくは交渉覚悟でタクシーに乗るかしかありません。

相手は観光客と分かると、足元を見てきます。現地では荷物に注意し、大声で日本語で話すなど、隙を見せないように注意が必要です。

要注意なエリア③ 北京西駅周辺、郊外

北京西駅周辺

北京西駅は北京と地方都市をつなぐ鉄道の駅。

「外地人(ワイディーレン)」と呼ばれる地方出身者が北京に仕事を求めてやってくる際に利用するターミナルになっています。

駅周辺には、田舎から出てきたばかりの人を狙った白タクや、スリ置き引きなどがいます。

北京郊外(大兴区など)

また、北京の主要道路は、天安門や故宮を中心に環状になっているのですが、5環の外は、郊外とされていて、出稼ぎ労働者のベッドタウンとなっています。

特に南のエリアである大兴区は、貧困層が多いため、治安も悪いと言われています。

この辺りには安い宿も多くありますが、治安の面から言っておすすめできません。

要注意な時期① 春節前

中国 北京 春節
Photo by ”自分”
中国のお正月である春節は、だいたい2月の半ばごろ。春節は地方出身者もみな帰省して、親戚一同集まって過ごします。

そのためか春節前は帰省の費用を稼ぐためスリ盗難などの犯罪も増えると言われています。
春節前の1月ごろから、街は春節を祝い飾り付けがなされ、市場なども売り尽くしセールが始まります。

人々もどこかお休みモードの緩んだ雰囲気。そんな時だからこそ狙いやすいのでしょう。貴重品の管理は徹底し、財布の出し入れは必要最低限に押さえた方がいいでしょう。

また中国では、キャッシュレス決済が主流。偽札対策もあり、店側も現金よりもスマートフォンアプリでの会計を推奨しています。

人々が財布を持ち歩かなくなり、狙われるのは携帯電話です。ここ最近の被害は携帯電話に集中しているそう。

最新のスマートフォンなどが特に狙われ、通話していた直後にポケットから盗まれたという話も良く聞きます。携帯電話の管理にも細心の注意を払いましょう。

要注意な時期② 日中関係問題の発生時

ここ中国では政治的な出来事が原因で、穏やかな街が突然、反日的な雰囲気に一変することもあります。そういった時は、地下鉄、飲食店の中でなど人が集まる場所では、日本語は極力使わずに過ごす必要があります。

このような時期の旅行はピリピリとした滞在になってしまうかもしれません。

特にそのような時期ではなくても、タクシーなどで、日本人と分かると、政治的な話をふっかけてくる運転手もいたりします。

中国語が分かったとしても、そのような話題はなるべく避けるのが、トラブル回避のポイントです。

若者の中には、日本語を勉強していたり、日本旅行が大好きという親日家も、もちろんたくさんいます。

過剰に反応する必要がない時期がほとんどですが、旅行が近づいてきたら、外交ニュースなどにもアンテナを貼っておいた方が良いと言えそうです。渡航前には必ず安全情報をチェックしましょう。

外務省海外安全ホームページ⇒https://www.anzen.mofa.go.jp/

安全に配慮して、北京の今を思う存分楽しんで!

悠久の歴史を感じさせる建造物の数々。そして成長の勢いを感じずにはいられない街並み。
この旅から北京という街のパワーをぜひ肌で感じてほしい。

安全に最大限の配慮をして、充実した楽しい旅になりますように!

【中国の文化・歴史・政治の中心地】北京のおすすめホテル10選!

中国の華北中央にある首都、北京。「万里の長城」が有名な観光スポットですが、そのほかにもランドマークといわれる「天壇公園」や、中国の旧正月のお祭り「春節」などのイベントも開催されます。今回は、観光スポットに近いおすすめホテルを中心にご紹介!

Staywayについて

ホテルや民泊・ゲストハウスなど、その時の旅行の目的に合わせて選択することで、より快適な時間を過ごすことができます。
皆さんもStaywayでぜひ、ご自身の旅行にぴったりの宿泊施設を発見してみませんか?

沢田ルウ
2013年より中国・北京市在住。奇想天外、それでいてどこかあったかい中国カルチャーに魅了され、どっぷり浸かった日々を満喫中。趣味はローカルテレビドラマの鑑賞と、中華調味料研究。ガイドブックより一歩踏み込んだ情報をお届けし、記憶に残る北京滞在のお手伝いができますように。
Stayway読者限定クーポン▼

この旅情報が気に入ったら
Staywayをフォローしよう!

Twitter で