効率よく無料でガイドと歩く『free walking tour』

Juri Mizuki

トラベルライター

サルバドール(photo by juri)

皆さん海外に行かれる際はガイドブックを片手に歩いていますか?

個人旅行でどこを観光したら良いかわからない、ツアーに参加されていて自由時間の過ごし方を悩んだ経験はありませんか?

今回は平均約2時間で効率良く観光地を歩いて廻る無料のウォーキングツアーについて紹介したいと思います。

Free walking tour(フリーウォーキングツアー)とは何か

ウォーキングツアーの様子(photo by juri)

世界の色んな都市で行われている、地元を良く知るツアーガイドさんと主要観光地を歩いて廻る参加型の団体ツアーです。

参加人数はシーズンやその日の天気など日によって異なり、都市にもよりますが、5人などの少人数の時もあります。

ツアーの言語は基本的に英語とその国の言語(例えばスペイン語やロシア語など)で、毎日もしくは毎週定められた曜日の指定された時間に決まった集合場所から始まります。

フリーウォーキングツアーのメリット/デメリット

フリーウォーキングツアー(photo by juri)

<メリット>

・インターネットなどには無い情報やその土地の歴史を文化も含めたうえで理解出来る
・ガイドさんに気軽に質問出来る
・ツアーがきっかけで新しい友達が出来る
・無料でその土地のものを試食・試飲出来る事もある
・1人なら絶対に行かないような場所をみんなで訪れる事も可能
・多少治安の悪い国の場合は団体且つ地元のガイドも一緒なので安心する。
・その街での滞在時間が少ない場合でも重要な施設を効率よく訪れる事が出来るメリットとしては上記の通りです。
また、ツアー言語が他言語なのでその言語を学習中の方は良い勉強の場にもなるでしょう。

<デメリット>
・ツアーの内容と総移動距離にもよりますが普段あまり歩かない方はキツイかもしれません
・遅刻してもツアーは待ってくれません。(電車などに乗り遅れない様に気を付けましょう)
・ウォーキングツアーを行なっているガイドの英語のアクセントが聞き取りずらい場合がある

気をつけるべき事

チップについて(photo by juri) 

Free walking tour は参加無料ですが、ガイドさんもある程度長い時間私たちと一緒に歩いて一生懸命その土地の歴史や文化を勉強した上で案内して下さいます。

ツアーの内容に満足したらツアーの終わりにガイドさんにチップを渡しましょう。

チップの相場は、ヨーロッパ圏なら満足度に合わせて1人あたり大体5〜10€などその地域の収入平均を目安に考慮して頂けると、ガイドさんにも喜ばれます。

当然ながら、差別など不当な扱いを受けたり、ガイドさんのせいで何か不快な事があった場合などは払う必要はありません。

チップはあくまで私たちの気持ちなので。

私がおすすめするウォーキングツアー

私は渡航先に着いたらまず始めに必ずと言って良い程その街にウォーキングツアーがあるかどうか確認します。

これまで色んなウォーキングツアーに参加しましたがその中で個人的に最も良かったと思えるツアーを3つ、その理由と一緒にご紹介します。

No.1. サラエボ/ボスニア・ヘルツェゴヴィナ

ボスニア・ヘルツェゴヴィナは東ヨーロッパに位置する旧ユーゴスラビアの小さな国で長い間紛争があった国です。

今は、そんな争いがあったことが嘘の様に穏やかで美しい自然が広がるこの国ですが、イスラム教とキリスト教が混在していて街を歩いているとそれぞれの宗教の建物が同じ町にお互い不思議と溶け込んでいて共存している街です。

サラエボのツアーが良かった点は、歴史の説明と文化の説明のバランスがとても良く取れている事です。

第一次世界大戦のキッカケとなったオーストリア皇太子の殺害が起こった場所やその後の戦争について街中にある写真と共にガイドさんが説明しながら歩きます。

そしてボスニア・ヘルツェゴヴィナに根付くイスラム文化もガイドさんは細かく説明してくれます。

参考までに、サラエボのウォーキングツアーで訪れた場所のうちの一つを紹介します。

サラエボのウォーキングツアー(photo by juri)

ここは『セビリの噴水』という場所で恐らくサラエボで一番賑やかなのではないでしょうか。

ガイドさん曰く、ここの水を飲むとまたサラエボに帰って来れるそうです。

そしてとある方向から水を飲むと縁結び効果があるのだとか、つまり『ボスニアの人と結婚してまたここに戻ってくるという意味ですね』って言いながら冗談を言っていました。

普段なら我々が素通りする様な路地や建物の前も、ウォーキングツアーでしっかりとその土地の事を理解しながら歩くと全く違って見えるものです。

No.2 キエフ/ウクライナ

キエフの様子(photo by juri)

ウクライナの革命を覚えていますか?

首都キエフの広場はその革命の主要な舞台となった場所を有するソビエト連合時代の建物が残りながらもヨーロッパの雰囲気を保つ不思議な街です。

キエフのツアーから(photo by juri) 

ここキエフは絶対に戦争を乗り越えた地元のガイドさんと実際に歩いて今自分が立っているこの場所でいつ何があったのかを振り返った上で深く考えなければならない街だと思います。

キエフのウォーキングツアーは文化的な内容というよりは、少し政治色が強かったです。

しかしながら革命の歴史を伝える建物が未だ街に残されているのも珍しいのではないしょうか?

是非キエフを訪れる際は参加してみて欲しいツアーです。

No.3 バルパライソ/チリ

バルパライソ (photo by juri)

このツアーは本当に最高でした。

英語での説明を理解するのはちょっと大変そうだなという抵抗がある方、そしてチリの治安が心配でバルパライソを個人で訪れるのには勇気が必要。

そんな方にこそ特におすすめします。

世界各国それぞれのお酒が有りますよね、例えば日本なら日本酒。

チリにも「ピスコ」という地酒が存在して、なんとチリのサンティアゴからわずか1時間程のここバルパライソのウォーキングツアーでは、ピスコが無料で試飲出来ます。

もちろん気に入ったらその場でお土産に購入する事も可能です。

ピスコはここでは語れない程の種類があって、普段お酒をあまり口にしない私が好んで飲むお酒のうちの1つで度数は高めの42度です。

お酒が苦手な方、心配しないで下さい!

私が訪れた時は、チョコレートサンドクッキーまで振舞われました。

バルパライソのウォーキングツアー(photo by juri)

写真右の地元のおじさん手作りです。

実はそれが本当に美味しくて今でも忘れられません。

バルパライソは、もともとスラム地域だったのに色を塗って観光客を呼び込み治安がかなり改善した地域です。

しかしながら未だスラムには違いないので強盗などの犯罪も多々報告されています。

こうした地域は個人で訪れるよりもその土地に詳しいガイドさんと一緒に団体行動したほうが安心ですね。

ウォーキングツアーを行なっている主な催行都市

シンガポールの景色 (photo by juri)

FREETOUR.comで世界中のフリーウォーキングツアーを探すことができます。

ヨーロッパでは48カ国をはじめ、南北アメリカ、東南アジアまでもカバーしています。

https://www.freetour.com

※ もしこれから行かれる国や都市が以上に当て嵌まらない場合は、「free walking tour」「〇〇(これから渡航される都市)」と検索してみて下さい。

もしかしたら他の会社やホステルが主催となってやっている場合もあります。

ウォーキングツアーに参加してみよう!

パリ (photo by juri)

みなさんウォーキングツアーに行ってみたくなりましたか?

電車や車ではなく、歩くからこそ見える景色があります。

地元の人と歩くからこそ発見出来る事、そしてそこから理解出来る歴史や文化があります。

世界は一つ一つ異なる国、異なる文化から成り立っています。

旅する上で決して忘れてはいけないのが、『私たち日本人の当たり前は我々日本人が暮らしやすいように出来ている』と言うことです。

場所が変われば、私たちにとって当然不都合な事も起こるでしょう。

しかし、私はそれを発見するのも旅の醍醐味なのではないかと思います。

まだ参加された事のない方は、勇気を出して参加してみて下さい。

お一人でも大丈夫です。私はいつも一人で参加していますので。

もう一歩深く理解したら、きっとその国がもっと好きになるでしょう。

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Juri Mizuki
21歳から世界を旅し始めて5年間でラグジュアリー旅からバックパッカー旅など幅広い形での旅を経験し、これまでに102カ国渡航しました。グアテマラのアンティグアでの語学留学経験あり。トラベルコンサルタントとして旅しながらリモートで働かせていただいております。 ガイドブックなどには載ることの無いリアルな情報をここから読者の皆さんにお届けします。現在旅している人・そうでない人関係なく楽しんでいただけるメディア作りをしていければなと思います。

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