台湾旅行で必ず行きたい!【九份】おすすめ観光ルート完全版!

近藤 ヨウコ

トラベルライター

台湾 九份
Photo by 近藤ヨウコ

ノスタルジックで幻想的な世界が広がる「九份」。

日本人が台湾旅行で必ず行きたい場所として常にトップを誇る大人気観光スポットです。

でも台北からちょっと離れてるし、短い旅行期間で九份観光できるのかな?と不安に思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、今回は限られた時間の中で「九份」を最大限に効率よく楽しめるおすすめ観光ルートをご紹介します。

1. 「九份」ってどんなとこ?

台湾 九份 遠景
Photo by erismirrorn

台北から車で約1時間、台湾の北東に位置する「九份」は、アニメ映画『千と千尋の神隠し』のモデルになった場所と噂される大人気の観光スポット。

もともと、この周辺には「金瓜山」という金鉱があり、日本統治時代まではゴールドラッシュに沸いていた場所でした。

その後、景気の良かった当時の華やかな街並みは戦後の金鉱閉山とともに衰退してゆき、建物だけがそのまま残る形となっていました。

そんな九份が再び脚光を浴びるようになったのは、1989年に公開された台湾映画『非情城市』の舞台となったのがきっかけです。

その古き良きレトロな街の雰囲気が若い世代の人たちの間で注目されはじめ、今のような活気を取り戻したという歴史を持っています。

『千と千尋の神隠し』の舞台ではない?

台湾 女子旅 九份
Photo by 近藤ヨウコ

赤提灯が段々と灯るノスタルジックな九份の街がジブリ映画『千と千尋の神隠し』のモデルになったと噂されていますが、残念ながら宮崎駿監督が台湾のテレビ局TVBSのインタビューで公式に否定されています。

でも偶然とはいえ、建物に連なるいくつもの赤提灯の雰囲気が映画に出てくる湯婆婆の館「油屋」に本当にそっくりに見えるので、そう噂されても仕方ないかもしれませんね。

公式には否定されていますが、まるで映画のような幻想的な世界は、ジブリファンならずとも一度は見てみたい光景です。

雨が降る確率が高い!

山間部に位置する九份は天気の変化が激しく、1年を通して雨がよく降る地域

台北は晴れていたのに、九份に着いたら雨が降っているというのはよくあるケースなんです。

しかも、天気予報で曇りになっていても途中で雨が降り出すこともあります。

そのため、事前にカッパを準備しておくことをおすすめします。

折り畳み傘でもいいのですが、九份は細い道や階段などが続くため、傘をさすと通りにくい上、せっかくの風景をゆっくり見ることができません。

カッパであれば両手が空くので写真を撮るのにも便利ですし、折りたためるので荷物もかさばりにくいため、念のために準備しておくのがおすすめです。

もし何も準備せず突然雨が降ってきた場合、傘やカッパは現地のコンビニやお土産店などでも購入することができますよ。

九份に行くなら夕暮れ時がオススメ!

台湾 九份 夕暮れ時
Photo by 近藤ヨウコ

九份の夜は意外と短く、メインストリートにあるお土産店やB級グルメのお店などはだいたい19時~20時で閉まってしまいます。

賑やかな九份の雰囲気を思う存分楽しみたい方は、夕暮れ時の17時頃に到着するのがベスト。

九份の赤提灯が灯るノスタルジックな光景はもちろん、眼下に広がる美しい基隆の山々や海も望むことができます。

もしも夜ではなく日中に観光するなら、午前中の早い時間がオススメです。

観光客も比較的少なく、夜ほどの混雑も無いのでゆっくりと散策ができますよ。

2. 【最新版!】台北から九份へのアクセス

台湾 九份 瑞芳駅
Photo by 近藤ヨウコ

台北から九份までのアクセスについて、方法は大きく分けて3種類あります。

その1:【高いけど早くて確実】タクシー

費用は高いけれど、一番確実で早く到着できるというメリットがあります。

4人ほどのグループであれば、タクシーをチャーターするのもオススメです。

予約する会社によって異なりますが、日本語OKのドライバーで4時間チャーターなら車1台あたり3,500元(約13,000円)からというのが2019年現在の相場です。

その2:【時間配分しやすい】電車+バスorタクシー

台北」駅または「松山」駅から列車で「瑞芳」駅まで移動し、瑞芳駅からはバスもしくはタクシーで向かうことができます。

乗り換えがあるので少しハードルが上がりますが、列車なので時間が読みやすく、費用も安く抑えることができます。

台鉄 台北駅から特急列車に乗車

台北駅から瑞芳駅までは特急列車の「自強號」で約40分、76元(約280円)。

①瑞芳駅からバスに乗車する場合

瑞芳駅から「金瓜山」行き基隆客運バス(788、825、827、F802、1062系統)に乗車、「舊道」または「九份老街」まで約20分、15元(約55円)。※1062系統は24元(約90円)

②瑞芳駅からタクシーに乗車する場合

台湾 九份 瑞芳タクシー乗り場
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九份までは約10分、一律205元(約770円)と料金が決まっています。

その3:【最新情報あり!】路線バス

台北市内から「金瓜山」行きの路線バスで行くことができます。

料金が安く乗り換えなしということで人気の方法なのですが、通常運行でも到着までは1時間半ほど、観光シーズンになると道路状況によって更に時間がかかってしまうことも。

また、バスは高速道路を通行するため乗客は必ず座席に着席しなければなりません。そのため、乗客人数がオーバーすると次のバスを待たなければならないなどデメリットも多いです。

しかし、2018年9月から路線バスの新ルートが開設されたので、バスを待つイライラが少し緩和されるようになりました!

それでは早速、定番のルートと新設ルートをご紹介します。

①【定番!】MRT「忠孝復興」駅から1062系統のバスに乗車

台湾 九份 忠孝復興駅バス
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MRT「忠孝復興」駅にあるバス停から乗車する1062系統は、九份行き定番の路線バスとして有名です。今でももちろん現役で、バス停の前はいつも長蛇の列ができています。

料金は115元(約430円)で、所要時間は約1時間半。

ただし、注意点として不定期にバス停の場所が変わるため、事前に最新のバス停の位置を確認しておく必要があります。

※2019年3月現在は、2番出口を出てすぐ右に曲がった場所にあります。

②【新設!】台鉄「萬華」駅から965系統のバスに乗車

台湾 九份 965系統バス路線図
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2018年9月に新設されたばかりの新しい路線、台北客運の965系統バスです。

新北市のMRT「府中」駅が始発なのですが、台鉄「萬華」駅、MRT「西門」駅、MRT「北門」駅にそれぞれ停車するため、周辺の観光スポットからそのまま直接バスに乗車できるという利便性が最大の魅力。

また、新しくできた路線ということもあり今はまだ乗客も少なめ。

それでもMRT「西門」駅からは若干乗客も増えますので、できれば台鉄「萬華」駅から乗車するのがオススメです。

3. 疲れ知らず!効率的な九份観光のおすすめルート

台湾 九份 観光ルート全体
Photo by 近藤ヨウコ

九份は小さい街で、通常だいたい2~3時間ほどあれば十分満喫することができます。

しかし、小道や坂道、階段などが多く、ルートを把握しないまま進んでいくと道に迷ってウロウロしてしまうことも。

歩き疲れて足が痛くなってしまわないように、効率的に散策を楽しみたいですよね?

そこでおすすめなのが、土産店やグルメの小吃店がひしめくメインストリート「基山路(ジーシャンルー)」を通り、幻想的な赤提灯の世界が広がる「豎崎路(スーチールー)」を抜け、アートでおしゃれな「輕便路(チンビエンルー)」を通って帰るというルート!

九份までバスを利用すると想定したルートになりますが、タクシーを利用する場合も乗り降りはだいたいバス停の近くになりますので、同じルートで参照していただいても大丈夫。

一方通行でぐるりと九份を巡るルートなので、迷子にならず効率的に散策することができますよ。

それでは早速、ルートに沿って具体的にご紹介していきます!

4. 魅惑的な世界へ!入口の目印はセブンイレブン

台湾 九份 セブンイレブン
Photo by 近藤ヨウコ

バスを降りると、緩やかな坂道の先にセブンイレブンが見えます。

このセブンイレブンの脇にある細い通りが九份老街とも呼ばれる「基山路」。

つまり、このセブンイレブンが幻想的な世界へいざなう入口となっています。


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基山路の中に入ってしまうとしばらくトイレが無いので、入り口手前にある公衆トイレで用を済ましておくのがいいでしょう。

台湾 九份 基山路入口
Photo by 近藤ヨウコ

九份散策の準備ができたらさっそく基山路に入っていきましょう。

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