キプロスって知ってる?エーゲ海の島国をオススメする8つの理由

伴 優香子

トラベルライター

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キプロス

photo by 伴優香子

皆さん、旅行に行くならどんなところに行きたいですか?

きれいな海、歴史的な建造物が立ち並ぶ街並み、そしておいしい料理なんかがあったら素敵ですよね!

そんなあなたにおすすめしたいのは、エーゲ海に浮かぶ小さな島国であるキプロスです。

キプロスってどんなとこ?

この記事を読んでいる皆さんの中には、キプロスという名前を初めて聞いた人もいるかもしれません。まずはキプロスの基本情報を紹介します。

二つのキプロス―キプロス共和国と北キプロス・トルコ共和国

キプロスは、面積が四国の半分ほどという、とても小さな島なのですが、実はこの国、南側と北側で分断されているのです。

南側が「キプロス共和国」、北側が「キプロス・トルコ共和国」となっています。

首都のニコシア(ニコシアはギリシャ語、トルコ語ではレフコシア)は、島の中心部にあるのですが、ニコシアの旧市街は2つに分断されていて、現在国連が国境を管理しています。

キプロス共和国(南側)

首都 ニコシア(レフコシア)
自座 -7時間
言語 ギリシャ語、トルコ語
通貨 ユーロ
気候 温暖な地中海性気候。冬でも10度を下回ることはあまりなく、1年を通して過ごしやすい。

北キプロス・トルコ共和国(北側)

首都 ニコシア(レフコシア)
自座 -7時間
言語 トルコ語、ギリシャ語
通貨 トルコリラ(一部ユーロも使用可能)
気候 温暖な地中海性気候。冬でも10度を下回ることはあまりなく、1年を通して過ごしやすい。
なぜこんなことになっているのか、簡単にキプロス島の歴史を見てみましょう

キプロス島の歴史

キプロス島には、ギリシア系とトルコ系の住民がともに暮らしていました。

世界地図を見てみると、キプロス島はギリシャとトルコのすぐ隣にあります。

キプロス島の北部は、トルコに非常に近いため、もともとトルコ語を話すイスラム教徒の人が多く住んでいました。

1983年、キプロス島北部は、トルコのサポートにより北キプロス・トルコ共和国として独立宣言をします。

国際社会では、独立国として認められていませんが、現在、北部はキプロス共和国の支配が独立していて、トルコ語・トルコリラが使われて、事実上キプロス共和国と分離しています。

キプロスの北と南を往復するには、国連が管理しているニコシアの検問所を通る必要がありますが、門は24時間開いており、パスポートをもっていれば、簡単に通過することができます。(※2018年現在。状況は変化する可能性があるため、常に最新の情報を確認して下さい)

1・美しいエーゲ海に囲まれた島国

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The Aegean Sea with azan

Публикация от Yukako Ban (@byanb16)

エーゲ海の真ん中に浮かぶ島、キプロス。その美しい海を一望できる、最高のロケーションです。

また、ほとんど雨が降らず、晴れの日続き。温暖で過ごしやすい気候です。バケーションで訪れるにはもってこいの場所だといえるでしょう。

また、美しいビーチもたくさんあります。ラルナカという町は、リゾートで有名です。ラルナカのビーチでは、以下のものがおすすめです。

Finikoudes Beach
【住所】Larnaca PromenadeLarnaca, Cyprus
【アクセス】ラルナカ市内から徒歩で移動可能
【料金】無料
【ラルナカ市公式ページ】http://larnakaregion.com

2.トルコ料理とギリシャ料理がいっぺんに楽しめる

北キプロスで食べた料理

北キプロスで食べた料理。これだけボリュームがあって8ユーロ photo by 伴優香子

南にギリシャ系、北にトルコ系の住民がいるため、ギリシャ料理とトルコ料理を両方楽しむことができます!

新鮮な魚介やお肉に、オリーブをたっぷり使い、ヨーグルトやチーズなどをワインといただくギリシャ料理。

世界三大料理の一つであるトルコ料理。

2つの料理を、一つの島でいっぺんに楽しめるなんて、お得だと思いませんか?

3.世界遺産と美しいお城

ギルネ城

お城の入り口 photo by 伴優香子

キプロス島の歴史をさらに遡ると、古くはギリシア神話や聖書の中にも出てきます。そして、ローマ帝国、そしてオスマン帝国に支配されていた時代もありました。そのため、遺跡や歴史的建造物が多くあります。四国の半分しかない国土の中に、世界遺産が3つもあるのです。

おすすめは北キプロスにあるギルネ城。エーゲ海の美しい海を一望できる場所にあり、観光客もあまり多くなく、まさに穴場です!

キレニア城(トルコ語でギルネ城)
【住所】Küpdemir Sk, Girne
【アクセス】ニコシア旧市街から乗り合いバスで約40分(往復で9トルコリラ)
【営業時間】8:00-18:00(6月から9月)、8:00-16:00(10月から5月)
【料金】一般:14トルコリラ、学生5トルコリラ(※)
【公式サイト】なし

※筆者が訪問した際は、一般7トルコリラ、学生5トルコリラと言われました。インターネットでは入場料12トルコリラという情報も多いです。

4.イスラム教とギリシア正教の共存

モスク入り口

キプセリミエモスク photo by 伴優香子
ロスには、ローマ帝国時代にキリスト教が、オスマン帝国時代にイスラム教が伝わり、歴史と文化の奥深さを感じることができます。

キプロスの首都ニコシアにあるセリミエモスクは、もともと協会として建てられたそうですが、のちにモスクとして使われるようになったそう。世界遺産にも登録されています。

Selimiye Mosque
【住所】Meydan Mahallesi, Mimar Sinan Cd., 22020 Edirne Merkez/Edirne, Turkey
【アクセス】ニコシアの旧市街入り口から徒歩で移動(北キプロス側)
【営業時間】24時間 無休
【公式ページ】https://whc.unesco.org ※ユネスコのページ

5.治安がいい

ニコシア旧市街

観光客も多すぎず、平和な雰囲気 photo by 伴優香子

南北に分断されている

国連が検問所を管理している

など、なんだか聞きなれない情報が並び、危険な場所のような気がしてしまいますが、キプロスの治安は非常に安定しています。もちろん、ぼったくりやおきびきなど、基本的な注意は必要です。

分断されていることは事実なので、分類上は「紛争地区」になるのですが、北側と南側はお互い不干渉の状態で、治安は良いと言えます。

日本のお隣である韓国も治安が良いですが、北朝鮮とは「停戦」状態。つまり戦争の最中であるのと似ているのかもしれません。

ただし、紛争状態であることは事実であるので、渡航中は気を抜かないようにしましょう。

6.物価が安い

南キプロスはEUの一部であり、ユーロを使っています。ユーロ圏というと物価が高いイメージがあるかもしれませんが、南キプロスは日本より安いくらいの物価なのです。

北キプロスにいくと更に物価が下がるので、リゾート地としては、かなりお安いです。感覚としては、トルコよりも物価が安いです。

7.英語が通じる

実は、キプロスの教育水準は非常に高く、北も南もほぼ英語が通じます。

トルコやギリシャよりも、英語が通じるかもしれません。簡単な英語ができれば問題なく旅ができると思います。

8.移動が簡単

公共交通機関はあまり整っていないのですが、何しろ小さな島なので、短期間の滞在で観光名所を回ることができます。

首都のニコシア(レフコシア)周辺に拠点を置いて、お城やビーチにいってもいいですし、ビーチに拠点を置いて、首都に行ってもいいですし、小さくコンパクトにまとまっているので、お仕事を休んで数日間滞在するだけで、満足感のある旅ができます。

また、ほとんどの日が晴れなので、雨の日にあたって残念な思いをする確率も低いです。

注意事項

北キプロスを旅するときは、少し注意が必要です。

北キプロスは、国際社会から国家承認されていないため、日本大使館などが公的な活動をすることは困難なのだそう。治安はかなり安定している地域ですが、北キプロスで何かが起こった時は、日本大使館が動くことは通常より難しいようなので、特に注意は必要です。

(参考:https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_193.html)

また、北キプロスは国家承認されていないので、北キプロスの入「国」スタンプがあると、南キプロスへの入国を拒否されることがあるといいます。心配な方は、入国審査の時に、別紙にスタンプを押してほしい、とお願いすれば、別紙に押してくれるようです。ただし、スタンプがある紙は出国まで絶対になくさないように注意しましょう。

(参考までに、筆者は北キプロスの空港を使って入国し、スタンプをもらってしまいましたが、南キプロスに入国できました。しかし、心配な人は別紙にスタンプを押してもらいましょう)

また、北キプロスから入国した場合、南キプロスの空港から出国できない可能性があります。南キプロスからみると、北キプロスは「占領された地域」であり、北キプロスの空港は「違法」空港です。そのため、占領地の違法空港からの入国した場合、「不法入国」とみなされる可能性があります。

北キプロスから入国した場合は北キプロスから、南キプロスから入国した場合は南キプロスから出国するようにしましょう。

次のバカンスには是非キプロスへ!

いかがでしたでしょうか?

キプロス、と聞いてどこにあるのか、どんな国なのか、ピンとこない人がほとんどだったと思いますが、是非、あなたの生きたい国リストに追加してみてはいかがでしょうか?

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ホテルや民泊・ゲストハウスなど、その時の旅行の目的に合わせて選択することで、より快適な時間を過ごすことができます。

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伴 優香子
人生の目標は、常に旅人でいること。 大学時代はアラビア語やヘブライ語をかじって中東地域にいったり、インドにはまったり、カンボジアで学校建設したり。コンサルティング会社では東南アジアに関わるプロジェクトも経験し、会社を休んで船に乗ったあと、退職。現在南アフリカにいます。
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