日本最北端だけじゃない 稚内が大好きな筆者が選ぶ観光スポット10選

齋藤綾環

トラベルライター

日本最北端の地・稚内は、三方を海に囲まれ、”海”のイメージが強いかもしれません。しかし私が思い浮かべるのは一面緑のなだらかな丘陵地帯や涙が出るほど美しい夕日。

稚内が好きで何度も足を運ぶ筆者が、稚内のおすすめの観光スポット10選を紹介します。

1. 宗谷丘陵

宗谷丘陵は宗谷岬の裏にある丘陵地帯。一面に緑が広がるなだらかな斜面に、牛がたたずむ様子は思い出すだけでも心が和みます。

なだらかな斜面は、北海道遺産に指定されている「宗谷丘陵の周氷河地形」。

地中の水分が凍ったり溶けたりすることによって形成された地形です。また、この丘陵は牧草地として活用されていて、私たちが目にする牛は「宗谷黒牛」というブランド牛。

稚内フットパス

宗谷丘陵は「稚内フットパス(歩くための道)」のコースの1つになっており、歩きながらこの景色を楽しめます。

宗谷岬をスタート地点とする全長約11km・所要時間約4時間のロングコースと、その途中からスタートする約5km・所要時間約2時間のショートコースの2種類。

コース内では前述の牛はもちろん、57基設置されている風車を見たり、ホタテの貝殻をしきつめた「最北の白い道」を歩いたりしながらゴールを目指します。

宗谷丘陵
【住所】北海道稚内市宗谷岬
【アクセス方法】JR稚内駅からバスで約50分
【公式サイト】http://www.welcome.wakkanai.hokkaido.jp
【電話番号】0162-23-6161(稚内市役所)

2. 宗谷岬公園

宗谷岬を含む一帯は宗谷岬公園となっていて、観光客がたくさん訪れるスポットです。後述の「日本最北端の地の碑」のほか「旧海軍望楼」や「宗谷岬灯台」があります。

旧海軍望楼は、稚内に唯一現存する明治時代の建物です。望楼とは遠くを見渡すための高い建物。

1902年、旧帝国海軍によって建設され、日露戦争で最強と言われたロシアのバルチック艦隊を監視するなどして、その役割を果たしました。

宗谷岬灯台は、北海道で3番目に建てられた古い灯台です。今から約130年前の1885年に初めて点灯されました。

宗谷岬公園
【住所】北海道稚内市宗谷岬
【アクセス方法】JR稚内駅からバスで約50分
【電話番号】0162-23-6460(稚内市役所建設産業部)

3. 日本最北端の地の碑

日本の最北端である、北緯45度31分22秒に位置する宗谷岬。サハリンまでの距離はわずか43キロメートルで、天気の良い日は海の向こうにサハリンをのぞむことができます。

宗谷岬の先端に立っているのは「日本最北端の地の碑」。北国のシンボル・北極星の一角をモチーフにし、その中央の「N」は北を表現。台座は「平和と協調」を象徴しています。

日本最北端の地の碑
【住所】北海道稚内市宗谷岬
【アクセス方法】JR稚内駅からバスで約50分
【公式サイト】http://www.welcome.wakkanai.hokkaido.jp
【電話番号】0162-23-6161(稚内市役所)

4. ノシャップ岬

稚内には岬が2つあります。北海道地図をよく見ると、てっぺんの先端が2つに分かれているのが分かるでしょう。その一方がノシャップ岬。

天気が良い日は、利尻富士や花の浮島・礼文島、サハリンなどがのぞめますよ。

稚内の夕日は格別で、中でもここから見る夕日は特に美しいので、夕暮れに合わせて訪れるのがおすすめ。

ノシャップ岬
【住所】北海道 稚内市ノシャップ2丁目
【アクセス方法】JR稚内駅からバスで約15分
【公式サイト】http://www.welcome.wakkanai.hokkaido.jp
【電話番号】0162-23-6161(稚内市役所)

5. 夕日が丘パーキング

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稚内では夕日を楽しむのをお忘れなく。「稚内」と聞くと一番先に連想するのが、前述した宗谷丘陵の景色と日本海に沈む美しい夕日です。

そんな夕日を鑑賞するために設けられたパーキングエリアがこちら。駐車帯とお手洗いしかありませんが、名前の通り美しい夕日を見られる場所です。
夕日が丘パーキング
【住所】北海道 稚内市西浜4丁目
【アクセス方法】JR稚内駅から車で約15分
【公式サイト】http://www.welcome.wakkanai.hokkaido.jp
【電話番号】0162-23-6161(稚内市役所)

6. 副港市場

photo by bryan…

副港市場(ふくこういちば)は、飲食店、売店、温泉に、ノスタルジーを感じるギャラリーが入る複合施設。

1階にはお土産が買える市場棟、屋外で飲食できる波止場横丁、昔の稚内を体験できるギャラリー棟があります。

ギャラリーは全部で3つ。昭和の商店街を再現した「稚内ノスタルジー」、稚内港駅舎を再現した「港ノスタルジー」、旧豊原中学校の教室を再現し、稚内にゆかりのある樺太の情報を展示している「樺太ノスタルジー」。

ギャラリーでノスタルジーを感じながら、お買い物やグルメ、温泉を楽しんでください。

副港市場
【住所】稚内市港1丁目6番28号
【アクセス方法】JR稚内駅から車で約3分
【公式サイト】http://www.wakkanai-fukukou.com
【電話番号】0162-29-0829

7. JR稚内駅

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稚内駅は、JR北海道・宗谷本線の終点。駅前には、「日本最北端の線路」という立て看板とともに、線路の”端”が示されています。

本州ではなかなか見られない珍しい光景。「キタカラ」という複合施設が隣接していて、市民と観光客が一緒に集まる場所。

バスやJRの待合所ともなっている1階「アトリウム」や、観光情報を提供している「まちなか情報コーナー」などでは、フリーWi-Fiが使えます。旅行中には大変助かるサービスですよね。

2階にはキッズルームがあります。旅行中はお子さんが思い切り遊ぶ機会がなかなかないもの。ここに立ち寄れば、旅の途中でも思う存分遊べますよ。

JR稚内駅
【住所】稚内市中央3丁目1番6号
【アクセス方法】JR札幌駅から約5時間
【公式サイト】http://www.kitacolor.com
【電話番号】0162-29-0277

8. 稚内北防波堤ドーム

稚内北防波堤ドームは、名前の通り防波堤の用途で作られた、ドーム型の屋根を持つ半アーチ型の建築物です。

古代ローマを連想させる北防波堤ドームは高さ約14メートルで、70本の柱で支えられているその全長は427メートル。

1936年に完成以来、80年以上たった今でも防波堤としての役割を果たしており、稚内のシンボルといえるでしょう。2001年10月、北海道遺産に指定されました。

北防波堤ドーム
【住所】北海道稚内市開運1丁目
【アクセス方法】JR稚内駅から徒歩約7分
【電話番号】0162-23-6161(稚内市役所)

9. 稚内温泉「童夢」

photo by yoppy
稚内温泉「童夢」は、日帰り入浴施設。建物は港町をイメージした船の形。

稚内には温泉がありますが、全ての宿泊施設で温泉に入浴できるわけではありません。もしも泊まっている施設に温泉がなければ、「童夢」まで足を伸ばしてみては?

温泉で旅の疲れが癒されますよ。

露天風呂、寝湯、打たせ湯など、お風呂やサウナなどが11種類と充実。天気の良い日は、利尻・礼文島や美しい夕日を見られます。

稚内温泉「童夢」
【住所】北海道稚内市富士見4丁目1487番
【アクセス方法】JR稚内駅からバスで約18分
【公式サイト】http://onsen-domu.com
【電話番号】0162-28-1160

10. 稚内公園

photo by acidlemon
稚内公園は高台にあり、町の様子や港を一望できる場所です。フットパスのコースに指定されていて、歩きながら氷雪の門や開基100年記念塔を見に行くこともできます。

「氷雪の門」は日本の領土であった樺太をしのび、そこで亡くなった人を慰めるための慰霊碑。

「開基100年記念塔」は、1978年に開基100年を記念して建てられました。地上70メートルの部分には展望台が。

1・2階は北方記念館となっていて、間宮林蔵や樺太にまつわるものが多く展示されています。

日本夜景遺産に指定されるほど定評のある夜景を見るため、夜に訪れるのもおすすめ。

稚内公園
【住所】北海道稚内市中央1丁目
【アクセス方法】JR稚内駅から車で約10分
【電話番号】0162-23-6161(稚内市役所)

日本最北端の地であなたは何を思う?

稚内は「みんなの歌」でも流れた歌でもおなじみ「宗谷岬」が有名ですが、丘もあれば温泉もあり、楽しみ方はさまざま。

稚内からフェリーで、美しい利尻富士を持つ利尻島や花の浮島礼文島へは行けます。

札幌方面から稚内に向かう日本海側の道は「オロロンロード」という通称を持ち、美しい海岸線や風車が並ぶ光景を見られ、走っているだけでも立派な観光。

稚内周辺にも魅力的な観光地がたくさんあります。「日本最北端」の地に、ぜひ足を運んでみてください。

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齋藤綾環
生まれも育ちも札幌という生粋の道産子で、一児の母。「旅行する人の楽しい思い出作りのお手伝いがしたい」との強い思いを持ち、国内旅行添乗員・ホテルフロント・旅行会社の内勤など、旅行業界の中でさまざまな職種を経験。現在は「日常の中に非日常を」をコンセプトに、札幌から公共交通機関で行ける日帰り旅行をinstagram、note、twitterで発信中。

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